芳一ちぎりマシュ饅頭
え、何これ?・・
耳をちぎって食べるマシュ饅頭・・?
芳一・・?
だ、誰・・・?
なんで顔中に何か描かれてるの?
何この奇妙で可愛い饅頭はえええどういうことー!!!!
気になり調べたところ、芳一とは「耳なし芳一」という怪談の主人公でした。
耳なし芳一は「日本四大怪談」と呼ばれることもあるぐらい有名な話らしいのですが、私は1度も耳なし芳一を通らずに33年間生きてきました。
雪女、のっぺらぼう、ろくろっ首、座敷童などは知っています。耳なし芳一だけなぜかスルーな人生でした。
どんな話なのか全く想像がつかなかったため、youtubeで動画を観てみました。
ストーリーですが、非常~・・に簡単にまとめると
とある理由で亡霊達から気に入られてしまった芳一。毎晩霊に呼び出されるようになる。もう霊に見つからないように全身にお経を書いておいたが、うっかり耳にだけ書き忘れ、耳だけでもとブチっと千切られ持っていかれてしまう。
といった感じです。
体の一部が「ブチッと」ちぎれる系の怪談は子供の頃聞いたことがありません。
子供には刺激が強い生々しい話だと思いました。
子供の頃私は怪談が大好きで大好きで、刺激を求め「怪談レストラン」という児童書を図書館に通い何冊も読み漁っていました。
でも子供用の本なので、求めているような怖い話にはなかなか巡り会えずモヤモヤしておりました。
あの時耳なし芳一と出会えていたら「刺激が強い良い話と巡り会えたぁああ!」と思えていたことでしょう👂
耳なし芳一の話を知ったことにより、なぜこの饅頭が耳をちぎることができる仕様なのか、なぜ顔中にお経が書かれているのか、なぜうわー!という顔をしているのか理解ができました。
にしても芳一の表情・・本当に痛そうです。
いくら饅頭といえども耳をちぎるのが心が痛い!でも面白いし楽しい。複雑な感情になりそうです。
しかしこちらのマシュ饅頭、ウェブサイトによると
「物語の中で起こったようなうっかりミスが起こらないように、耳をちぎる動作に「うっかりバイバイ!」と願いをこめます。甘いお菓子を食べながら、日常の小さな失敗を防ぐ願掛けとしても楽しめます。」
とのこと!!
なるほど!
それならば罪悪感なく楽しく美味しくいただけます🙏✨
家族や友達とどんなうっかりとバイバイするか話しながら食べたら楽しそうだなと思いました!